Bandai Namco Pictures スタッフブログ

東京都杉並区から世界のみなさまに楽しい作品をお届けしております。

仙台フィル主催『クラシカロイド』コンサート開催!【後編~プログラム篇~】

クラシカロイドプロデューサーの生地です。
12月1日から仙台フィルハーモニー管弦楽団(以下、仙台フィル)さま主催である『クラシカロイド』コンサートのチケットのプレオーダー先行がスタートになりました。締切は12月10日(日)の23時59分までとなっております。
※プレオーダーは抽選方式ですので早い者勝ちではありませんのでご安心ください。

名曲トラベル第0回×エンターテインメント定期第0回
クラシカロイド」コンサート
仙台フィル進時代の前夜祭~

日時:2024年3月20日(水・祝) 14:00開場 / 15:00開演
会場:日立システムズホール仙台 コンサートホール(宮城県)
【詳細】プレオーダー先行以後のチケット発売情報など詳細は下記をご確認ください。
仙台フィルURL https://www.sendaiphil.jp/em_0/
www.sendaiphil.jp


※本公演ではアニメーションなどの映像演出はございません。
https://bnpictures.hatenablog.com/entry/2023/12/07/173000

前編~あらまし篇~

bnpictures.hatenablog.com

後編~プログラム篇~

後編では、全部説明してしまっても面白くないと思いますので、プログラムの一部や出演者の注目ポイントとコンセプトを!

個人的な話ですが、実は(でもないか…)私は2つのオーケストラの定期会員で、月平均5公演くらいコンサートに通い、CDも●万枚所有してしまっているようなクラシックファンです。といっても詳しいというよりはただ好きなだけだと思っています。そんな不肖な私が今回、コンサートプログラムのベース案を組ませていただいております。
なお常任指揮者の高関健マエストロ自ら指揮をしていただけるということにリアルに感涙してしまいました生地です。

注)高関さんの趣味といえば野鳥観察なのです。

まだ全曲は演目を発表しておりませんが、仙台フィルクラシカロイド』コンサートホームページでプログラムはご確認ください。
www.sendaiphil.jp

プログラムにあたって意識したことは5つ。

★『クラシカロイド』のコンサートであること
① 原曲だけでなくテーマやムジークも演奏する。
② 登場する10人の曲を必ず演奏する。
仙台フィルさんのコンサートであること
③ 「感謝、躍進」を掲げられた50周年最後の月の公演である。
④ 「進」時代、51年目の前夜祭である。
⑤ 奏者の方は楽しい実力派がいっぱいなので知ってもらいたい。

ワーグナーを高関さんに振っていただくことからスタート!
そして、「進」時代への前夜祭、「エンターテインメント定期」の序曲として、クラシカロイドのテーマがオーケストラ編曲で続きます。これが長年やりたかった、聴きたかった、、、。

ジークの中からは、オリジナルではソプラノの田中彩子さんが歌ってくださった「豊穣の夢~エリーゼのために~」と、現在はミュージカル界で大活躍ですが当時はバリトンとして参加くださった竹内將人さんによる「皇帝の美学」の2曲を、今回はそれぞれ宮地江奈さん、又吉秀樹さんに歌っていただきます。
同時に『名曲トラベル』のコンセプトである様々な編成の曲も一足お先に味わっていただくべく、お二方には原曲からもピアノ伴奏で歌曲もお願いします。

そして、ピアノとチェロのソロ曲も交えます。
今回『クラシカロイド』のオーケストラコンサートを仙台で行うことに必須だと思っていた方がいます。アニメ本編、第2シリーズ第10話でリストのピアノを弾いてくださった太田糸音さんです。太田さんは昨年の第8回仙台国際音楽コンクールピアノ部門で3位入賞もされており、その際に高関さんと協奏曲でも共演されました。
なお、出演を快諾いただいたばかりか、ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」を是非、演奏したいとの逆オファーまでいただきました。ソロだけでなく協奏曲もお届けです。

また仙台フィルでチェロソロ首席を務める三宅進さんによるソロ演奏でバッハの無伴奏チェロ組曲第1番からプレリュードをお聞きください。
同じく仙台フィルオーボエ首席の西沢澄博さんによるモーツァルトオーボエ協奏曲第1楽章もお楽しみに!
仙台フィルの奏者さんがソロを受け持つのは絶対必要だと思ったんです。


三宅進
仙台フィル チェロソロ首席)

西沢澄博
仙台フィル オーボエ首席)

そして、そんな三宅さん、西沢さんにもご参加いただいた仙台フィルわんサンブル”と既に共演済のムジークプロデューサー、EHAMICさんにも参加を快諾いただけたので、ユニバーサルミュージックさま発売のCD『クラシカロイド原曲全集』にも収録される『小犬のカーニバル~小犬のワルツより~』もアコースティックVer.でお送りいたします。


『小犬のカーニバル~小犬のワルツより~』アコースティックVer.ロング版動画

youtu.be


そしてラストはドヴォルザーク『新世界から』第4楽章で4月からの「進」時代へ突入です!
この曲は私が小学5年生の時に学校が行事で連れて行ってくれたコンサートで聴いて衝撃を受け、こんな大人になってしまったキッカケの曲でいつ聴いてもワクワクします。
みなさんも是非、高関さん指揮による仙台フィルのゴージャスなオーケストラ音楽を肌で感じて、浸ってください。

ということで、要素満載、アラカルト感満載、の『クラシカロイド』ならではのコンサートにしたいと鋭意準備中です。クラシカが目指した「誰でも観られる作品」という方向性同様にコンサートも色々な方に楽しんでいただけるものにしたいと考えています。

クラシカロイドファンの皆様
仙台に全員(?)集合です!「ます」もあります。

そして仙台フィルファンの皆様
高関さんも楽団員さんも事務局さんも本気です。
「進」時代の片鱗をいち早く是非体感ください!

そしてクラシックは敷居が高いなぁと感じている皆様
そんな堅苦しいコンサートにはしません。
クラシカロイドはクラシックに真剣なコメディ作品です。
そんなノリで参りたいと思います。お気軽にご参加ください!

24年3月20日(水・祝)仙台で、仙台フィルの皆様と一緒にお待ちしております!!

12月9日
バンダイナムコピクチャーズ
生地 俊祐