Bandai Namco Pictures スタッフブログ

東京都杉並区から世界のみなさまに楽しい作品をお届けしております。

ドリフェス!R サイコー超えてる!アニメ原画展のお知らせ

本日よりドリフェス!R サイコー超えてる! アニメ原画展、始まります!!!!!!!

開催期間

2022年8月5日(金)~8月21日(日)

開催時間

平 日 13:00~19:30
土日祝 12:00~18:30
※最終日のみ17:00閉店

開催場所

アニメイトアネックス4階催事場  〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-2-1

チケット

①図録付き日付時間指定チケット 3,000円(税込)
②共通チケット 3,000円(図録付き・税込)/2,000円(チケットのみ・税込)
③当日券 2,500円

▼詳細はこちらから
https://www.animate-onlineshop.jp/pn/pd/2103050/www.animate-onlineshop.jp

展示内容

  • 200枚以上の生原画展示コーナー
  • 原画展描きおろしイラスト展示コーナー
  • 『8/17~21限定』純哉バースデー特設コーナー ※特設コーナー用に一部、展示内容を変更します。
  • 皆さんの応援<エール>コーナー(メッセージコーナー)
  • ぬいぐるみ撮影コーナー
  • 舞台衣装、小物展示コーナー
    • ※開催期間の前半(8/5~8/14)、後半(8/15~8/21)で展示内容が変更となります。
    • <前半>DearDream:ライジングスター、KUROFUNE:ライトニングボルト
    • <後半>DearDream:キャンディブロックR KUROFUNE:インフィニットヴォヤージュ

※展示会場内は「写真撮影OK」と書かれている場所以外、すべて録音・撮影禁止となっています。 万が一禁止行為を見かけた際は係員から声をかけさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。
www.animatetimes.com

原画展グッズ

▼詳細はこちらから
www.animate.co.jp
▼こちらもご覧ください✨
bnpictures.hatenablog.com

作品担当者よりおすすめポイント

――今回の原画展について、担当者としての見どころを教えてください!

「今回の原画展は話数順に並べています。「ドリフェス!」から「ドリフェス!R」への“変化”を感じていただきたいです。作画の線や用紙の皺まで、じっくりご覧ください!」


――グッズのおすすめを教えてください!

「原画展開催記念としてシリアルナンバー付きとなる『サイコー超えてる「ドリフェス!」BIG!!!!!!!複製原画』(全7種)を会場限定で受注販売いたします!
バンダイナムコピクチャーズとしても挑戦している商品です。今回のみの販売となりますので、ぜひご検討ください!」

――ありがとうございました!


イベントの詳細は「ドリフェス!R」ニュースのページをご覧ください!!!!!!!
anime.dream-fes.com

関係者ツイートのご紹介


みなさまのご来場をお待ちしております!!!!!!!

2022年7月度 スタッフミーティング

2022年7月のスタッフミーティングはこちらの作品を取り上げました!
発表者のみなさん、ご協力ありがとうございました🙇‍♂️

スタッフトーク

毎月1~2作品の作品プロデューサーと営業チームの2名編成を中心に、社内スタッフへ向けてあれこれお話いただきます。
担当者おすすめの動画を掲載いたしますので、ぜひご覧ください!

メディアチーム

メディアチームは主に映像運用が中心業務です!

youtu.be
ケロロ軍曹」こちらの動画は映画館でご覧になった方も多いのでは?

メディアチームが運営に関わっているのはこちらのYouTubeチャンネルです!

それぞれのチャンネルの特徴や取り組みの紹介がありました!作品をそのまま放映するだけでなく、様々なセレクションやファンミーティングを行っています。今後も運営を頑張りますので、チャンネル登録のほどよろしくお願いいたします✨

youtu.be
「銀の盾」が見たい方はメディアチームにお声かけください!


またバナピィについても紹介の時間がありました◉ ◉
プロフィールを知らなかった方も、この機会にぜひ覚えてくださいね!

「ドリフェス!」

アニメの放映後も長期に渡りファンのみなさまに応援頂いている本作。作品の成り立ちや「5次元アイドル」の解説がありました!
また8月には『ドリフェス!R サイコー超えてる!アニメ原画展』を行います!
みどころの紹介がとても分かりやすかったので、一部引用いたします。

原画は「できる限り当時の状況のまま」の展示を行うようです!
今までになかったBIG!!!!!!!な複製原画やまるで設定のような「ぬり絵ブック」など、新しい商品にも挑戦しています。どうぞご期待ください!
anime.dream-fes.com

次回もぜひお楽しみに!

お知らせ

2023年4月より勤務開始のアニメーター募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!

【締め切りました】アニメーター募集 まもなく〆切です!

7月20日(水)にて締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!


6月1日(水)より開始しております2023年4月勤務開始のアニメーター募集の締め切りはまもなくです!2022年7月20日(水)書類必着でお願いいたします!
recruit.bn-pictures.co.jp

所属アニメーターの高橋晃さんのインタビュー記事も公開中!こちらもぜひご一読ください。

制作部 クリエイティブルーム 高橋晃さんインタビュー

bnpictures.hatenablog.com
bnpictures.hatenablog.com


ご興味のある方、詳細をご確認のうえ、是非お申込みください。
みなさんのご応募をお待ちしております。

「劇場版アイカツプラネット!」本日公開です!

本日7月15日(金)より「劇場版アイカツプラネット!」 同時上映「アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~」が全国公開です!スタッフもさっそく新宿バルト9にて鑑賞いたしました。たくさんのお客様で賑わっておりました🎉
www.aikatsu.net

本日の新宿バルト9 21:40の回は先売り時点で満席となっておりますが、ミッドナイトの上映はまだ残席があるようです!初日に鑑賞したい方はお早めにご予約🎫を!明日以降も午前中~お昼前後の上映回が多くなっています。早起きしてみるのもいいですね☀ 

▼近隣の映画館の上映時間を一挙に調べるには、「映画館に行こう!」のページも便利です。ぜひご活用ください✨
moviewalker.jp

レイトショー・ミッドナイトショーの上映がある映画館
大きなスクリーンでの上映がある映画館

※上映スケジュールやシアターはご鑑賞の映画館へお問い合わせください。
ぜひ映画館でお楽しみください!

お知らせ

アイカツ!デザインマートPOP UP SHOP~AIKATSU!SERIES 10th ANNIVERSARY~

新宿バルト9のある新宿マルイアネックス6Fにて開催中です!


p-bandai.jp

ミラーイン☆スタンプラリー

東京メトロ×埼玉高速鉄道の対象の駅をめぐってスタンプを集めるとプレゼントがもらえます!「新宿三丁目駅」にスタンプがありますよ!
www.aikatsu.com


こちらもぜひ足を運んでください!お待ちしております!

2022年6月度 スタッフミーティング

2022年6月のスタッフミーティングはこちらの作品を取り上げました!
発表者のみなさん、ご協力ありがとうございました🙇‍♂️

スタッフトーク

毎月1~2作品の作品プロデューサーと営業チームの2名編成を中心に、社内スタッフへ向けてあれこれお話いただきます。
担当者おすすめの動画を掲載いたしますので、ぜひご覧ください!

「アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~」

youtu.be
データカードダスとの連動作品です!

現場サイドの熱意が伝わってできた本作。実写チームは映画の撮影は「阿吽の呼吸」で撮影が進みました!6月27日には完成披露特別上映会を実施しました。立ち会った弊社の某スタッフは「心が洗われた」との感想だったそうです。
実はバナピィが本編に2か所4か所出ているそう。劇場でご覧になる際は探してみてください◉ ◉

また「アイカツ!」の10周年を記念し、様々なイベントやグッズの発売も予定されているとのこと!未発表の情報が盛りだくさんでした✨ みなさんも10周年のサイトをチェックしてみてください!
www.aikatsu.net

「劇場版アイカツプラネット!」 同時上映「アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~」は7月15日(金)公開です!アツい日が続きますが、ぜひ劇場でご鑑賞ください!
www.aikatsu.net

次回もぜひお楽しみに!

お知らせ

2023年4月から勤務開始のアニメーターの募集受付は7/20(水)〆切です!ご応募お待ちしております。
recruit.bn-pictures.co.jp

制作部 クリエイティブルーム 高橋晃さんインタビュー(後編)

バンダイナムコピクチャーズでは2022年7月現在、アニメーターのスタッフを募集しています。今回は先輩スタッフの高橋晃さんのインタビューの後編をお届けします。

プロフィール

高橋晃さん

主な代表作
アイカツ!」~「アイカツプラネット!」作画監督
「魔入りました!入間くん」作画監督
「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」サブキャラクターデザイン・総作画監督作画監督 など

インタビュー

▼前編はこちらから!
bnpictures.hatenablog.com

作画監督の仕事

――バンダイナムコピクチャーズの作品では「作画監督」をされていることが多いですが、具体的にお仕事内容を教えてください。
僕がやっているのは、レイアウトのチェックです。色んな人が描いてくる画面設計を、演出の意図を汲んで、画面として「矛盾がないか」「おかしくないか」「つながりはどうか」をチェックします。そのあとレイアウトが原画になります。原画になった段階では、レイアウトである程度チェックしているのでそんなおかしなことにはならないのですが、キャラの崩れとかおかしなところがあれば直しつつ、細かいところを修正します。担当している人の力量にもよるのですが、ちょっと直したり、全部直したり、描き直したりします。(笑)
もともと○だったものが、次の絵で○でなくなっていたりするパターンの崩れもあるので、そこも修正します。

ほんのちょっとの動きで、形が変わっていっちゃう人が結構いるので、そこを原画のときは直すのが多いかな。「絵のおかしなところを直していく」というのが単純な作監の説明ですかね。

――レイアウトと原画のチェックはどちらのほうが分量が多いですか?
分量というよりは、重要度が異なっていて、より大事なのはレイアウトのチェックです。レイアウトの段階でどうしようもなかった場合、そのあとが全て破綻してしまうので、辻褄を合わせるのに精いっぱいになってしまいます。

――お仕事で携わった作品で、お気に入りがあれば教えてください。
先ほども話に上げましたが「アイカツ!」シリーズがすごく楽しくて、描いてて楽しかったんですね。特に「アイカツプラネット!」が非常に楽しくてですね!絵がすごく好きです。描きやすさもあったし、キャラ造形も好みで、やってて「しっくりくるな」という感覚でした。

――逆に難しかったなというものがあれば教えてください!
アイカツ!」のとあるキャラクターはすごく描きにくかったんですね。

――ええ!意外です!
バランスがなかなか取れなかったんですね。同じキャラデザインの方だった(やぐちひろこさん)「フラ・フラダンス」は描きやすかったのですが……自分でも「何故!?」って感じなんですけど。(笑)
hula-fulladance.com

――高橋さんの「難しい」という感覚は、設定のキャラクターデザインに似ないということなんですか?
僕もともとそんな似ないので……(笑)
そことはちょっと違う感じなんですが、なんか難しかったですね。その差は分からないんですが……

――そういう悩みもあるんですね……絵が描けないので全然共感できなくてすみません。
(笑)
なので、「アイカツ!」は良いですね……!またやりたいんだけどなあ……

――「アイカツプラネット!」チームも、高橋さんがこう思っていることを知らないと思いますので、伝えておきますね!
アイカツプラネット!」は最終的に出来上がった映像も好みです。自分が思っている以上に良い画面になったので、すごく嬉しかったんですよね。

――出来上がりのイメージは原画を見ている段階からあると思うのですが、高橋さんの想像を超える部分があったということでしょうか。
自分で描いた絵がさらにブラッシュアップされて、もっと良くなった感覚があります。撮影が好みだったのかなあ?仕上かな?特効なのかな?
どれかは分からないんですけど、「アイカツ!」はいつもそういうイメージがあって。「アイカツプラネット!」は特殊な画面だったからかもしれないですが、より思いました。

――色んな工程を経て完成するアニメだからこそですね!

アニメーター志望の方向け

――近年のバンダイナムコピクチャーズ アニメーター募集の際は、選考官を務めていただいております。どのような点を主にチェックしていらっしゃいますか?
「画力」を見ていますね。上手いか、上手くないか、ですね。伸びしろはわからないので、今の時点での絵の完成度を見ています。

――もう少しだけ具体的に教えてください。
う~ん、そうですね、「線」ですかね。上手い線とそうでない線があります。

――迷いがある線とか、一発で決まっている線とか、そういうことですか?
それがですね!一発で決まっているのは=上手い線ではないんです。それも難しいところなんですけど。明らかにダメな描き方はありますね。絵を描く専門学校や美大などで学んでいる方は大丈夫だと思いますが。

――なるほど、言葉にするのは難しいかもしれないですね。では、例えば画力を磨くにはどうすればいいでしょうか。
観察眼ですね。
「丸いものを丸く描けるか」のようなテクニック的なものも大切ですが、個人的には「モノを見る・考える・行動を理解する」の方が大事かなと。それを表現できるかどうかも、「考え方」になるのかなと思っています。

――考え方を紙に映し出すにはテクニック(画力)は必要かなと思いますが、それを得るにはやはり手数が必要なのでしょうか?
自分の中では手数ではなく、ロジックだと思うんですね。
どうしてこういう絵を描いたのかを説明できるんですよ。この線はなんでここにあって、この線はどうしてこの太さで描いているのかという意図を説明できるようになるのが大切です。応募者と話す機会があれば、そこを説明できる方がいいなと思います。今まで聞いたことはないですが、他のアニメーターも同じように思っているんじゃないかなあ。

――なるほど、ロジックはアニメーターとしての必須要素だし、改めて聞くことでもないという感覚なんですね。続いて、提出書類のポートフォリオに入れてほしい素材があれば教えてください。
これまで話してきた内容にもなるのですが、「静物のデッサン」ですね。

――石膏のデッサンなどがベタなイメージとして浮かぶのですが……
そうですね、モノの形をどうやって捉えて、どう出力するかを見るには、石膏デッサンは分かりやすいですね。キャラクターの模写は、僕は分かりにくくて。(笑)お手本と同じようにそっくり模写が描けるというのはひとつの能力なのでそれは評価できます。模写力だけでも武器になりますが、それだけだとちょっと厳しいですかね。

――模写力だけでも武器になるがロジカルさが必要、ということですね。
そうですね、摂理を分かってて描いていることが大事かなと思います。僕は「偶然描けた線の集合体の絵」は何か違うなと感じていて、それはデジタルと鉛筆の差もあると思うんです。

――その「差」とは?
デジタルはアンドゥができるのが大きいと思っています。描いて消して、描いて消してができちゃうんですね。僕それを結構やっちゃってることがあって、それがあんまり好きじゃないんです。一つのテクニックという気もするのですが。

――お話を伺う限りでは、そこは一貫しているなと思います。「右手で描いても左手で描いても同じ絵になるはず」というのはそういうことですよね。アンドゥを繰り返してしっくりくる線を探すのは、本来とは違うのかなと。頭で考えている絵を出力できることが大切だと受け取りました。

これからの目標

――高橋さんのこれからの目標などありましたら教えてください。
ツールが変わってきて、描き方もどんどん変わっていくんだろうなと思っていて、ついていくのが目標ですね。先ほどのデジタルでのアンドゥ然りなんですけど、「それもいいんじゃないか」という思いもあります。

一番最初は鉛筆で仕事をしていて、Stylosでデジタルになり、CLIP STUDIOに移行しています。こうしてどんどん描くソフトが変わってきているので、考え方もアップデートしていかないとダメだなと感じています。

――絵の描き方が変わるというよりは、アニメーションの在り方が変わるということでしょうか。
そうですね。僕がイメージしている感じですけど。

――将来のアニメーターに求められることは今と変わるんですか?ロジカルな考えが必要であることは、ツールの移り変わりには影響しないように思えるのですが……
絵に関しては変わらないですね。アニメーションの作り方が変わると思っています。

――最後にメッセージをお願いします!
色んなものを見て、色んなものを知ると描けるものが増えます!なんでも描けるほうが楽しいしかっこいいです。表現する材料がたくさんあった方がいいと思います。色んなインプットをしまくって、なんでも描けるようにしてください。(笑)

――貴重なお話をありがとうございました!

お知らせ

バンダイナムコピクチャーズでは、2023年4月から働くアニメーターを募集しています!
書類の受付は7月20日(水)まで!みなさんのご応募をお待ちしています。
recruit.bn-pictures.co.jp

お知らせその2

BIRDIE WING -Golf Girls’ Story- Season1 Blu-ray BOX(受注生産限定盤)の予約受付中!
受注期間は2022年7月31日(日)まで!
a-onstore.jp

制作部 クリエイティブルーム 高橋晃さんインタビュー(前編)

バンダイナムコピクチャーズでは2022年7月現在、アニメーターのスタッフを募集しています。今回は先輩スタッフの高橋晃さんにお話を伺いました!

プロフィール

高橋晃さん

主な代表作
アイカツ!」~「アイカツプラネット!」作画監督
「魔入りました!入間くん」作画監督
「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」サブキャラクターデザイン・総作画監督作画監督 など

インタビュー

アニメーターになるまで

――本日はお時間をいただきありがとうございます。まずは高橋さんがアニメーターを志したきっかけを教えてください。
ちょうど高校3年生のときに公開になった「魔女の宅急便」を見たのがきっかけですね。アニメやマンガに興味を持ち始めたのは高校生のころでした。

――遅かったんですね!
そうなんです、それまであまり興味がなかったんですが、急に興味を持ちだしまして。(笑)
初めてアニメ誌を買って、スタッフのインタビューなどを読んで「アニメーター」という仕事を知りました。当時得意科目は美術で、絵も好きだったんですね。高校3年生で、アニメが好きになって、さあ進路どうしようとなったときに「じゃあアニメーションの専門学校行くか!」と。

――結構いきなりですね!
いきなりなんです。(笑)小さいころからアニメが好きで、アニメ作る仕事に就きたいなという夢を持っていたわけではないんです。

――「魔女の宅急便」を見る前まで、考えていた進路はありますか?
あんまり考えてなかったですね。(笑)
大学に行く気はあんまりなく、「地元で就職なのかな~」とぼんやり考えていたくらいです。なので、いきなり目標が出来たんですが、自分の中ではこれだ!とカチッと来ました。いろんな想像とか妄想もしましたね。(笑)

――折角なのでそのお話教えてください!
将来はキャラクターを作る仕事をやりたいなと妄想してました。(笑)それは叶えたので、当時の目標は達成しましたね!絵描きとしてそこまでやってみたいなという気持ちは当時からありました。監督になろうというイメージはなかったです。

――短期間で物事が進んだ中、かなりクリアなイメージを持たれてたんですね。
当時は妄想でしたが、改めて思うと意外に叶うもんなんだなと。(笑)

――高校卒業後に入ったアニメーターの専門学校で、想像とのギャップはなかったですか?
入学して、想像していたより「意外とイケるな」と思ったんですね。間違ってなかったなというか。ただ、とんでもなく上手い人もいて、その自信をぶち壊されるんですけど。(笑)

――高橋さんにもそんな経験があるんですね。
アニメーターの吉成曜さんが同期なんですね。彼がとんでもなく上手くて、完全に心が折れましたね。(笑)当時からずっと「上手いな~」と思っています。今でも僕が一方的に憧れていますね。

――他にも同級生で今活躍されている方はいらっしゃいますか?
スイートプリキュア♪」の監督 境宗久さんも同級生でした。隣のクラスメイトくらいの関係だったみたいです。プリキュアをやってたときは学生時代の話は全然しなかったのですが、そのあと別のお仕事で会ったときに話したら同級生と分かりました。(笑)

――専門学校卒業から就職するにあたって、どういう活動をされていましたか?
専門学校を卒業するときに「どこに行きたいか」をあまり考えていなくて、就活するのが結構遅かったんです。記憶が曖昧ですが、卒業後一か月くらい何にもしていない時期がありました。「ここに行きたい!」という明確な意思はなかったですね。

――宮崎駿さんの「ジブリ」への希望はなかったんですか?
ジブリは無理だ」と。(笑) 
“同級生がジブリを受けて落ちた”という噂を聞いて、ますます敷居が高く感じました。作品にゆかりもあって、似たような絵柄の某社に行こうかなと考えていました。そちらは会社見学にも行きましたが、あんまりピンと来なかったんですね。

――何に対してピンと来なかったんですか?
う~ん、働いているイメージがあんまり湧かなかったというか。なんか違うな、場所も遠いな~っていう感覚でした。

――そこからスタジオダブへ入られる訳ですが、どういったいきさつがありましたか?
専門学校のときの知り合いが先にダブに就職していて、その方の紹介で入ることになりました。

――スタジオダブは「ピンと来た」んですか?
ピンと来たというか、「ここだろう」という感覚がありました。なんとなくなんですけど。こうやって今につながっていますし、入ってよかったなあと思っています。
入社当時はあまり知らなかったんですが、ダブはメジャーな作品をいっぱいやっていたんですね!サンライズは特に有名だし、ガンダムもやれたし……そういう意味でも入ってよかったなと思っています。

――高橋さんが若手だったころの、仕事の様子を教えてください。
昼夜逆転ということもなく、「朝10時から始業して夕方に帰りましょう」というのは当時から変わらない仕事のスタイルですね。これもダブに入ってよかったなと思うところです!
このスタイルでず~っと絵を描いている感じですね。「徹夜続きで大変」みたいなことはなく、しっかりしたルーティーンで仕事をこなしていくというサイクルです。

――仕事は大変ではなかったですか?
もちろんその時々で苦しいことはあるんですけど(笑)、30年くらいこの仕事をしていて「大変だった~!」みたいなイメージは本当にないですね。「キツくてイヤだ、辞めたい」という思いは100%ないと言えば嘘になりますが(笑)、ないと言えちゃうくらいの感覚です。

――入社されてすぐの作品は覚えていらっしゃいますか?
一番初めは「ガンバルガー*1なんです。サンライズの『エルドランシリーズ』ですね。「ガンバルガー」やって、「ゴウザウラー*2やってという感じです。
XEBECの「ロックマンシリーズ」もずっとやってました。ちょっとだけ東映アニメーションの仕事をすることもありましたが、あとはサンライズ作品でしたね。
ja.wikipedia.org

――アニメーターを目指すきっかけとなったジブリの作品とは、大きく作風が異なりますが……
違いますね。(笑)
きっかけはジブリだったんですけど。
……あれ、僕いつジブリのこと忘れたんだろう??

――(笑)
忘れたわけじゃないんですけど、ずっと好きではいて。
「ポニョ」までは映画館で見てました。「ポニョ」で忘れたのかな。(笑)

――最近はどうですか?
最近のも見ています。
ただ、結構いるじゃないですか、「ラピュタが一番面白いよ!」っていう人。そのタイプになっちゃってますね、僕。(笑)当時は絵柄も影響を受けていて、模写もたくさんしていました。

――いまは「いちアニメファン」という距離感なんですね。

アニメーターの仕事

――絵のお話が出たので、続いてはアニメーターとして得意な絵があれば教えてください。
得意というのはあまりないんですね。僕は何でも描けるようにしたいと思っています。好きなものはありますが……

――ちなみにその「好き」は何ですか?
かわいいキャラを描くのは好きですね。「アイカツ!」「プリキュア」はすごく楽しかったです!

――「何でも描けるようにしたい」というのは、「アニメーターとして苦手な分野があってはいけない」という思いからですか?
そうですね、「アニメーターたるもの(苦手な絵があってはいけない)」という考えがあるんですよ。古い考えかもしれませんが……
僕の頃はそんなイメージだったんですね。メカもCGではなく手描きの時代だったのもあり、ガンダムなどを経験した環境だったからかもしれません。だからこそ「何でも描けるようになりたいな」と。サンライズはメカもの多かったし……(笑)

――今の若手・中堅の方はそういう考えはあまりないんでしょうか?
皆さんもあるんじゃないですかね? アニメーターはみんなそうだと思いますよ。何でも描けるほうが楽しいしかっこいいです。
なかでもエフェクト専門とか特化している人はいると思います。ただそういう人は得てして何でも描けるんですよ。(笑)全部が高レベルで、さらにそこから突き抜けた何かを持っている方がいるんですよ。恐ろしいことに。(笑)

――アニメーターを志す上で、何か知っておいてほしいことはありますか?
僕は結構多趣味でして、色んなことをつまんでいると、絵に生かせると思っています。

――最近の実例はありますか?
現在放送中の「BIRDIE WING」ですが、実はゴルフはやったことないんですね。ただゴルフクラブを見たり、持ったりしたことはあります。それだけでもクラブの形や太さは分かりますし、「こう持って、こうスイングする」イメージが何も触ったことがない人よりは湧きます。「面の取り方(捉え方)」は絵で見たときより、実物を立体で見たときの方が理解しやすいんですね。

あとは、モデルガンを作ったことがあるとか。「BIRDIE WING」で銃を描いていたんですが、分かっている人と分かっていない人では描き方が違うように感じます。実際に立体として見たことがあれば、絵に対する考え方・描き方が変わってくると思います。
なので色んなものをやっていると、苦手な絵はなくなるよ、と。(笑)
birdie-wing.net

――なるほど!
僕はそれを武器にしたいと思っていて、色んなものを知っている人間になりたいなと思っています。「分からないことはとりあえず調べよう」という意識があるんです。調べて間違ったことを覚えている可能性もありますが。(笑)

――得意・不得意というよりは、アニメーターとして何でも描けるようになりたいし、そのためには物事への興味を強く持って、分からないことは調べ、色んなことを知っているからこそ描くことが出来るようになる……という感じでしょうか。
僕の中では絵は「理屈」なんですよね。僕は右利きなんですが、右手で描いても左手で描いても出来上がる絵は一緒だと思っています。

――どういうことでしょうか?
頭で考えているものを描いているので、最終的に出来上がる絵は左右どちらで描いても同じになるはずです。あとは上手く手を動かせるかだけ。だからこそ描くために色んな情報が欲しい、ということにつながっていきますね。

――現実にないものを描くことも多いですが、その場合はどうしたらいいですか?
リアルを突き詰めることかなと思います。例えばガンダムは実際にはないですが、“ガンダムを世の中に存在するよう成立させるようにするならば、こうであるだろう”というものはあると思うんですね。まあ、実際にはマニピュレーターとか殴ったら壊れるんですけど。(笑)

――理屈っぽいのは性格ですか?他のことも理屈っぽかったりしますか?
他のことはそうでもないですね……(笑)

――職業だから理屈っぽい、ってことですかね?
職業だからかな…??
仕事としてやっているうちに「ロジックだな」と思うことが積み重なっていった気がします。30年もアニメーターをしているのでどこからスタートだったのかは覚えてないんですけど……(笑)

――続いて作画監督のお仕事について…は次の記事で!
bnpictures.hatenablog.com

お知らせ

バンダイナムコピクチャーズでは、2023年4月から働くアニメーターを募集しています!
書類の受付は7月20日(水)まで!みなさんのご応募をお待ちしています。
recruit.bn-pictures.co.jp

お知らせその2

BIRDIE WING -Golf Girls’ Story- Season1 Blu-ray BOX(受注生産限定盤)の予約受付中!
受注期間は2022年7月31日(日)まで!
a-onstore.jp